フラワーエッセンスは

植物の生命エネルギーが高まっている花のエネルギーが転写された水です。

 

 私たちが過度のストレスを抱えていたり、感情面で大きくバランスを崩したようなときに、フラワーエッセンスを数滴飲んだりスプレーしたりして、感情や行動パターンのバランスを整えてケアする自然療法です。

 

丁寧に、敬いとともに大切に摘まれた花で、湧き水で満たしたボウルの水面が覆われ、翳りない太陽のもとに置かれて作られます。同様のものが世界中で作られて販売され、日本でも世界中の主要ブランドの商品を使うことができます。

 

 医薬品や健康食品とは違い、肉体に直接働きかけるものではありませんが、体調の不都合が、フラワーエッセンスによる心の重荷の手放しから改善することも知られ、人気が高まっています。

 

製品は20ml前後のスポイト付きのビンの商品が一般的です。クリームに配合された商品や、ペンダントとして身に付けたられるもの、精油の香りも楽しめる手軽なスプレーもあります。

 

副作用や常習性がなく、赤ちゃんからご高齢の方にも使われ、特に、疑いを持たないペットや動物たちは使用したことで生じる変化が速いといわれます。

 



 

次は、フラワーエッセンスを6W3Hでご紹介してみます。

 

Whoー誰が?…誰が始めたの?

 

英国の医師、細菌学者、ホメオパスである

バッチ博士が自然療法のひとつとして確立。

 

Whomー誰に?

 

赤ちゃんから高齢の方、みんなのために。

ペットや植物にも使えます。  

Whenーいつ?

 

バッチ博士の療法の始まりは1930年代。

世界恐慌のころにあたります。

 



Whereーどこで?

 

 発祥の場所はイギリス。 

現在は世界のすべての大陸や海で作られ

世界数十か国に愛用者がいます。

 

入手する場所は

オンラインショップや雑貨のお店や

ご相談に対応しているサロン。

Whatー何?

 

スポイト付きのガラスビンに入った 

植物の成分、味や香りを含まない

花の生命エネルギーだけが

写された液体。

 

多くの製品は保存剤としてアルコールを含み

輸入製品は酒税法の規定で塩が加わります。

Whyーなぜ?

 

バッチ博士は症状や病気を治しても 

患者が同じ病気でまたやってくることから

繰り返されるパターンやその人自身を

治せないか?と思ったから。

 

2000年以降、より複雑になる世界の

ニーズも使われる花も多様化しています。



Howーどのように?

 

作られ方は

湧き水で満たしたボールに摘んだ花を浮かべ

太陽光のもとに数時間置く。

 

使い方は 

スポイトから口中(舌下)に垂らします。

How manyーどれくらい?

 

一般的には1回数滴を1日3~4回使います。

 基本的には同じものを3週間前後使います。

 

エッセンスの効果は量ではなく回数で

ブランドにより違いがあり

使う方の感じ方で調整も可能です。

 

How longーどのくらいの期間?

 

一般的には2~3週間

大きな課題に向き合うには

種類を変えて3か月程度継続します。

 

緊急時のショックに対応したものは

その状態が落ち着くまで頻回に使います。



 

使い方や注意点をもう少し詳しくご説明します。

 

スポイトから直接口の中(舌下)に数滴たらし、しばらく口の中にとどめてから飲み込みます。

 

その前に手のひらにボトルの底をとんとん打ち付けてエネルギーを活性化してから飲むことがおすすめです。それを忘れたから作用しないということはありません。

 

アルコールの味が苦手なら、お水やハーブティー、フルーツジュースなどに垂らして飲んでもよいです。おすすめはお水です。

 

1日の使用適数や使用期間はフラワーエッセンスブランドや商品によって違います。カタログで確認したり、ご購入やコンサルテーションで受け取る際に確認してください。

 

使い方にとらわれずに直感的に使える面があります。

 

効いたか効いているかわからないという時は特に、ブランドで推奨される使い方をお勧めします。

 

基本的には1日2~4回、3~4滴と言うブランドが多いです。ブランドにより1回2~7滴と幅があります。同種のものを3週間前後使います。

 

ショックなどの緊急時は、落ち着くまで回数を増やし、繰り返してお使いください。首や手首などの脈打つ部分やボトルを胸元に持つのもおすすめです。

 

もっと飲みたいと感じるとき、量ではなく回数を増やしてください。

 

アファメーションや瞑想、内面的エクササイズとの併用もおすすめです。

 

読む人の目線を意識してしまいがちなブログやSNSより、日記やジャーナリングなど、自分だけの空間で記録することで体験が深まります。

 

緊急時のものを除き、ご自分のために、ご自身で使うことが基本です。

 

家族や友人の飲み物にこっそり入れるなど、感情面に強く働きかける可能性があるフラワーエッセンスを、当人の合意なく、心の準備もなく使うことはできません。

 

それはコントロールであり、何かがよくなってほしいという善意からだとしても、相手を変えたいという健全でない欲求であり、ご自身で使って、その人を変えたい想いを見つめ、その奥にある何かを見つける事が最善に繋がります。


 

日常や節目のこんなところにサポートがあったら、と感じたご自身のニーズで使えます。


インスピレーションが欲しい時

 

集中力や決断力を要するとき

 

要らないものを手放したい時

 

過度なストレスが続く時

 

日常の不安定さを落ち着けたい時

 

地に足をつけたい時

 

自分に向き合いたい時

 

セラピーや占いなどの効果や気づきを深めたい時

 

性別問わず、心や身体の性的な問題、性行為の時

 

心や身体のエクササイズ

 

インナーチャイルドや過去、過去生の課題に

 

精神的、身体的ショックを受けた時

 

入院、手術など、病気やケガの治癒の経過時に

 

自分自身への理解を深めたい時

 

より高次の自分とつながりを感じたい時

 

家族、友人、恋愛、職場などの人間関係の課題に

 

パートナーやよい人間関係を引き寄せたい時

 

転居、異動、旅行などの環境適応に

 

年や季節の変わり目、結婚離婚など、人生の転機に

 

誕生日、命日、記念日、入学や卒業など人生の節目に

 

いのちの誕生やお別れの時

 


 

自然療法としてバッチ博士が確立なさったことが近代史の中で明確に位置付けられる以前に、オーストラリアの原住民であるアボリジニの方々が朝露を癒しに使っていることが知られています。

 

また、中世ドイツのヒルデガルト・フォン・ビンゲン女子修道院長の膨大な自然療法の実践の中で、花の上に布を置き、朝露をしみこませたものを患者にかける施術はフラワーエッセンスに類似しています。

 

バッチ博士が1936年に旅立たれたのち、38種のエッセンスは世界に広がりました。以降、アメリカ大陸で最初にブランドとしてスタートしたのが、スピリットインネイチャーエッセンス(当初はマスターズ・フラワーエッセンス)で、20種の野菜や果実のなじみ深い花々で構成されたものが今も変わらず、愛用者が多いブランドです。

 

その後、世界各地にフラワーエッセンスは広がり、現在はアラスカからアフリカまで、世界の花のエネルギーの癒しが小さなビンとして私たちが手に取ることができるようになり、日本で作られたものが海外で使われてもいます。

 

太陽のもとで摘んだ花を水に浮かべる、バッチ博士によるエッセンスづくりのメソッドに続き、花を摘むことなく晶洞鉱(ジオード)を器にして作るPHIエッセンスから、サボテンやキノコ、海の生き物、野生動物などのエッセンスが彼らを傷つけることなく作られるようになりました。

 

また、ジェム(鉱物)パワースポットのような土地や環境、惑星など…私たちが影響を受けたり与えたりしている身の回りの多様な自然の純粋なエネルギーをお水に移してを飲むことにより、最善の状態で受け取ることができ、受け取った変化に感謝して自然界に還元していくこともでき、私たちがより大きな繋がりに戻っていくよう導かれる可能性をフラワー/ネイチャーエッセンスに感じています。

 


 

フラワーエッセンスは、香りの成分の精油を使うアロマセラピーとしばしば混同されます。近いところの植物療法、自然療法をまとめてご紹介してみます。

 物理的な成分を含まないフラワーエッセンスは、これらのアイテムとの併用も可能です。

フラワーエッセンスのスプレー商品は、アロマセラピーの精油で香り付けした商品がよくあります。


アロマセラピー

 

花や植物の各部位を大量に「蒸留」して得られる、高濃度で濃縮された微量の油分「精油」を適度に希釈してマッサージしたり「香り」をお部屋に満たすなど、リラクゼーションとして使います。

 

フラワーエッセンスのスプレー商品やクリームの多くは、エッセンスの性質と合う高品質の精油で香りづけされています。

メディカルハーブ

 

生や乾燥した植物の花や葉、根をハーブティーとしてお湯に「成分」を「抽出」して飲んだり、入浴に使ったり、アルコールに浸したチンキ剤や、オイル、クリームなどを作って使う外用の活用もあります。

 

フラワーエッセンスを直接口に垂らすほか、飲み物に垂らして飲む時、ハーブティーがカフェインを含まないのでおすすめです。

…ちなみに、ピーターラビットの絵本でおなじみのお母さんがおなかが痛くて眠れないピーターにカモミールティーを飲ませてくれるシーン、これはメディカルハーブの域、家庭療法ですね。

眠れないときの理由は千差万別です。成分で効かせるのではないフラワーエッセンスの場合は、眠れない理由に気づきながら、納得することから行動が変わり、眠れるように導かれていくこともあります。

 


ホメオパシー

 

フラワーエッセンスに似た波動の療法ですが、作り方は違います。材料は植物に限らず多様で、毒性の害が出ないほどに希釈された毒のあるものも含みます。

レメディ(治療薬)は小さな砂糖玉にしみこませてあります。ちなみにホメオパシーでのカモミラ(カモミール)は 歯の生え始め、生え変わりのイライラに使われています。

ティッシュソルト

 

ホメオパシーから派生した自然療法で、日本語では生命組織塩といいますが、塩ではありません。体内のミネラルバランスに働きかけ、足りなければ補わせ、多ければ排泄させるという働きがあります。ホメオパシーほど膨大な種選択肢はないので、家庭療法に取り入れやすくフラワーエッセンスとも相性がよいと言われます。

ジェモセラピー

 

木の新芽やつぼみに含まれる、未分化ですべての部位になりうる再生可能な細胞である「幹細胞」を生の状態で抽出したものを飲む自然療法です。

身体に足りないものを補うというよりもむしろ、私たちの中に元々備わっているバランスを取る能力と適応する能力を最大限に引き出すという考えに基づいて作られています。